創業昭和22年。前社長が一代で築いた金時堂株式会社は山陰初の洋装品店で始まる。 今でいうところの装飾とファッションの店をチエーン展開した我が社は、 松江市及び雲南市圏域に12店舗をかまえ、当時としてはとても珍しく一世を風靡した。 噂が評判を呼び行列のできるほどの盛況ぶりであった。
その後、山陰の特産「名物にうまいものあり 金福だんご」が生まれる。 配送の車に、超派手な宣伝をほどこし沿道の人たちが立ち止まって見るほど迫力があった。この最大の宣伝を生み出したのも我が社が先駆けであった。 昭和51年、日本社会で珈琲の消費量が盛んになることに目を付け、各国産輸入珈琲の精製を手掛け、珈琲専門店のチエーン展開を始めるに至る。
創業から半世紀以上続いた「縁起の良い店」といわれる当社の商品。
当社が管理している農家のもち米を玄米で仕入れ、 当初から変わらない製法を守り続けたとされる「杵」と「臼」を人力でつくことによって粘りのある餅を製造。 製法工程のほとんどが手作業で行い、真心のこもった商品づくりを徹底している。 製造者一人一人役割に責任をもって、一つ一つ丁寧に作り上げることをモットーとしております。
世界を回ったキャリア焙煎士
各国産輸入コーヒー精製事業を始めて45年、諸外国の原産地をくまなく歩いた経験がものをいう熟練焙煎士は、 コーヒー豆の性質にあった焙煎に気を使いながらも決して香りをのがさない特別仕立ての加工法を習得。 中米産を主軸に選び抜かれたグリーンビーンズを半熱風、半直下の技をほどこすことによりうまみを引き出すことに成功。 そして手間のかかる種類別焙煎を繰り返すも決して手抜きすることなく長時間かけて焼き上げる方法は、 珈琲豆の中に香りを閉じ込め風味をのがしません。
よって我が社の珈琲専門店と小売りでは常連のお客様多数。是非舌鼓をうっていただければ幸いに存じます。